一級建築士設計製図試験に受かる人のたった一つの特徴とは?ストレート合格したい方向け

一級建築士

こんにちは。

一級建築士学科に合格し、これから製図試験に挑もうとしている皆さん、

もしくは一級建築士の試験を目指そうかと考えている皆さん、

一級建築士の製図試験は難しいって聞いたけど、受かる人の特徴は?

学科試験と製図試験を1年でストレート合格するために必要なことは何?

このような疑問はありませんか?

 

この記事では、令和4年度の一級建築士試験に学科を4ヶ月ほど独学で、製図は日建学院にて2ヶ月半勉強し、ストレート合格した私が
合格するために必要なたった1つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

受かる人の特徴とは?

私は、令和4年度の一級建築士試験で学科・製図ともに合格したわけですが、

建築に関わる仕事をしていますので、会社の同僚で一級建築士試験を受験する人がいる環境でした。

そのため、私を含めて一級建築士の製図試験に合格した人に共通する特徴をいくつか感じました。

その特徴の一番大きなものが

「練習から本番通りの手順・スピード感で書くこと」

でした。

練習というと、つまり試験日までの勉強期間の間のことです。

本番で実力を発揮できるかどうかは、それまでの練習でいかに本番を想定できているかにかかっているといっても過言ではありません。

 

練習から本番通りの手順・スピード感が必要な理由

 

冒頭では、一級建築士設計製図試験に受かる人のたった一つの特徴は、

練習から本番通りの手順・スピード感で書いていることだと述べました。

 

では、ここでは、その理由について3つ書いていきたいと思います。

 

毎回の練習で全力を出せる人は少ない

 

まずは、そもそもですが、たった2ヶ月半の勉強期間にも関わらず、毎回の作図練習で全力を出せる人が少ないのです。

そのため、

11回を大切に・真剣に、本番だと思って練習するだけでも大きなアドバンテージになります。

では、なぜ多くの人は練習を全力で出来ないのでしょうか?

 

製図試験というのは、試験の性質上学科試験とは違い短問方式ではありません。

問題の読み解きから作図を完成させ、見直しをすると少なくとも6時間ほど必要です。

 

1回の勉強時間が長時間になってしまうため、
自宅での勉強ではどうしても途中でトイレに行ったり、飲み物を飲んだり、といったように勉強を中断しがちです。

そうすると、勉強を再開するときには直前に何をしていたか思い出す作業が必要となりますし、

何よりタイムマネジメントがしにくく、自分が一体何時間かけて作図できているのかを正確に把握することが難しくなります。

 

とは言いましたが、6時間のまとまった時間を確保するのは簡単ではありません。

そこで、6時間を分割し、2時間ほどを集中して取り組む、(もちろん時間は計測してくださいね。その時間内ではどこまで書くのかを事前に決めておくことも有効です。)

それを習慣化することで、本番通りのスピード感を身体に染み込ませることが出来ます。

 

本番での書き忘れ・読み飛ばしのミスが減る

 

2つ目の理由では、本番通りの「手順」で書くことが大切な理由についてです。

もしかするとご存知かもしれませんが、

一級建築士の製図試験では毎年初出題となる要素が散りばめられます。

つまり、どれだけ大量の問題を解いていても、必ずと言っていいほど本番では初めて見る問題に出会うこととなります。

そのため、
本番で取り組んだことのない問題に出会ったとしても、
緊張や動揺をして普段はしないようなミスをする、ということは避けなければなりません。

ですから、練習から毎回同じ手順で作図することが重要なのです。

毎回同じ手順で書くことで、次に何を書こうか、、と悩むこともなくなるので、その分他のことに頭を使えますし、注意力も削がれません。

出来るだけ作図手順を細かく決めておき、その通りに書くことを徹底するようにしましょう。

 

時間内に完成させる力を付けられる

 

3つ目の理由は、本番通りの「スピード感」で書くことが大切な理由です。

理由1つ目にも触れましたが、練習から本番を意識出来ている方は実は少ないのが現実です。

そのため、一式図を書くのに自分が一体何時間かかっているのか、正確に把握できているつもりでも、毎回時間を計って問題を解いているわけではないために

その課題の問題によって必要な時間が30分ほど増減するケースも少なくありません。

 

そうなると、本番においても、問題の読み解きとエスキスに時間がかかってしまったときに、作図が絶対間に合うのか、それとも多少無理をして書いてく必要があるのか、

瞬時に判断することが出来ず、結局いつも通りの精度で作図すると時間切れになってしまった。ということも起こり得ます。

 

そのため、普段の練習では時間を測って、本番通りのスピード感で書くようにすることで、作図に必要な時間を正確に把握して本番に挑むことが重要です。

また、普段から本番通りのスピードで作図することで線や文字を連続して早く書く癖が付きますので、結果的により早く書くことができるようになるので、目標の作図時間内で書けるようになってからでもメリットがありますよ。

 

【まとめ】本番通りの手順・スピード感で練習が最も大切

 

ここまで、一級建築士の設計製図試験に合格する人のたった一つの特徴についてお伝えしてきました。

前述したように、合格する人に共通しているたった一つの特徴は

「練習から本番通りの手順・スピード感で書いている」ことです。

もちろん他にも、合格するための技術的な要素はたくさんあると思います。

技術的な要素は参考書や問題集、資格学校から学べることが多いのですが、実際に合格した人がどういったことに注意して勉強しているのかは、なかなか知ることが出来ないことですね。

 

この記事が皆さんの一級建築士試験合格に少しでも役に立てていたら嬉しいです。

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