【就活】ハウスメーカー設計職の仕事内容は?1日のスケジュール例も公開

就活

こんにちは。

インターンシップや会社説明会など

色々な会社を探していく中で

いわゆる戸建て住宅をたくさん作っている会社である「ハウスメーカー」は

建築系学生の就職先として、1度は目にする業界かと思います。

ハウスメーカーに興味がある方の中には

ハウスメーカー設計の仕事は何をするの?

設計職の1日の予定はどんなかんじ?

こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

そこで今回は

ハウスメーカーで設計職として働いている私が、主な仕事の内容や特徴についてお話しできればと思います。

ハウスメーカー設計職の役割

まずは設計職の業務範囲や役割についてです。

業務範囲はメーカーごとに大きく差があります。打ち合わせをメインで行うメーカーから、図面作成まで行うメーカーまで、特色があるのでインターンシップなどに参加して雰囲気を見てみるのをオススメします。

業務範囲は様々ですが、設計の役割としては各メーカー同様です。お客様の思い描く住宅を創り出すことです。何度も打ち合わせを重ね、プランニングを行いながらお客様のイメージする住宅を創り出すことが必要とされます。

つまり、お客様とコミュニケーションを通じて、想像しているものを形に落とし込み、それを的確に説明・提案する能力が求められるのです。

ハウスメーカー設計職に内定するために必要なことについてはコチラをご覧下さい↓

ハウスメーカー設計職で内定をもらうために必要なこと3選|21年卒

では、ここから

実際にハウスメーカーの設計職として務めている私が設計職の仕事内容についてお話しします。

設計職の仕事内容(例)

仕事内容は大きく3つあります。

1.お客様との打ち合わせ

2.事務作業(打ち合わせ図面の作成など)

3.調べもの(設備や製品の導入のため)

では一つずつ見ていきたいと思います。

①お客様との打ち合わせ

まだ契約していないが間取り作成のお願いをされているお客様、

もしくは間取りや金額に納得頂き契約して下さったお客様、

どちらのお客様とも打ち合わせがあります。

割合としては

後者である契約後のお客様の方が打ち合わせ回数も格段に多く、また頻度や1回当たりの打ち合わせ時間も長くなる傾向にあります。

打ち合わせの所要時間や回数はお客様によりますが、多くは2時間〜3時間で計10回程度の打ち合わせを重ねていくようなイメージです。

中には設計職だけでなく営業や施工管理、その他の職種が混じって打ち合わせを行うこともあります。

打ち合わせは、間取りの相談や導入する水回り等設備や各部材の色柄の決定など、多岐にわたります。

お客様のイメージや価値観をキャッチして提案することが必要とされるでしょう。

②事務作業(打ち合わせ図面の作成など)

打ち合わせで決定した間取りなどを次回の打ち合わせまでに形にしなければなりません。

そのためPC上のCADソフトでの図面の修正を行います。

その他にも

打ち合わせでは詳細に検討できなかった事項や

法規上の問題はないかなどのチェックや計算も行います。

③調べもの(設備や製品の導入のため)

打ち合わせでは、お客様が

「洗面所はこんなかんじにしたいです!」とイメージ画像を見せてくださったりします。

その際は

洗面台や床の色など、できる限りイメージと近くなりそうな製品を探す必要があります。そのため各メーカーのカタログをパラパラめくってみたり、

もしくは造作といって一から作るなど検討します。

もちろん予算と見た目や性能のバランスがありますから、そこもしっかり考慮したものを提案する必要があります。

そのため色々なメーカーのカタログをお見せできるように準備します。

④その他にも…

もちろんそれ以外にも仕事内容はたくさんあります。

ハウスメーカーには部材や設備に設定品といって、大量入荷しているためにお得にお客様に提供できる商品があります。

その商品も随時更新されますから、それら商品知識をつけることや

間取り作成の前に建築予定地を実際に見に行ったり、

設備メーカーのショールームへお客様に同行したり、

と仕事内容はたくさんあります。

もちろんこれ以外にもありますし、メーカーによって多少違うとは思いますが、参考にして頂ければと思います。

では、最後に

これらをこなすハウスメーカー設計職の1日のスケジュールを見ていきます。

ハウスメーカー設計職の1日のスケジュール(例)

まず、多くのハウスメーカーではフレックスタイム制度や在宅勤務制度などが整っていることも多いので、出勤・退勤時間はメーカーや支店によっても異なります。

ここで、私の1日のスケジュール例(打ち合わせが多い日ver.)を紹介します。

9:30  出社

フレックスタイム制度ですが私はだいたいこの時間に出社します。

9時前には来ている方もいれば、反対に10時頃の方もいます。

9:30〜10:00  【準備】

この間にメールのチェックや今日の予定を確認したりします。

10:00〜12:30  【打ち合わせ】

午前中の打ち合わせを行います。

場所は支店にある打ち合わせブース、契約後のお客様と間取りプランのご相談でした。

営業担当とインテリア担当が同席しました。

12:30〜13:30  【休憩】

遅めのお昼ご飯です。支店近くの定食屋さんに同僚と食べに行きました。

14:30〜17:00  【打ち合わせ】

午後の打ち合わせは契約前のお客様でした。

まだ当社で家を建てるか決めておらず、見積もり金額とプランをお見せしている段階です。提案がお客様の心に刺さり、ご契約いただけると励みになります。

17:00〜19:00  【事務作業】

打ち合わせ内容の確認や入力、また新たなご要望についてプランを考え直します。営業担当や各担当と短時間で話し合いながら進めることも多いです。

19:00  【退社】

打ち合わせ後に事務作業をすると帰りは7時ごろになります。打ち合わせがない日などは特に早いこともありますよ!!

働き方改革のおかげで8時〜9時頃に退社が義務付けられている会社も多いようですね。

【まとめ】もちろん大変。でも楽しさもあります。

以上、ハウスメーカー設計職の主な仕事内容とスケジュールをお話ししました。

「意外と楽しそう」「結構大変なのかな?」

どちらのご感想をお持ちでしょうか?

どの業界、どの会社もそれなりに大変だけど、同時にやりがい・楽しさもあると思います。

それはハウスメーカー設計職の仕事も同じです。

また、ハウスメーカーといっても、もちろん会社によって、そして配属される支店によっても働き方はさまざまです。

この記事で、一つの例を通じてハウスメーカー設計職の仕事を少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

もしハウスメーカー設計職への就職をお考えでしたら、こちらも参考にしてください。

エントリーシートや面接のコツなども解説しています。

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